(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

箏のイメージ

2003/02/17

つい先日、デュオ(筝&ピアノ)での演奏を依頼され、ある企業の交礼会で弾いてきました。
今年に入って二度目のデュオ演奏。
ピアニストは筝曲美音和会会員でもあるY子さん。
アドリブ演奏もアレンジも得意な頼もしいお方なんです。

函館では、このような演奏形態は珍しいらしく、この日も筝のチューニングをしている時に、主催者関係の方々から様々な質問を受けました。
「今日は着物じゃないの?」
「ピアノと一緒に弾くの?」
「どんな曲を弾くの?」
「楽譜って五線譜なんですね〜。」
「筝でポピュラー弾けるの?」などなど。

その都度丁寧にお答えしながらも、「まずは聴いてのお楽しみってことで!」と笑顔をふりまいた私。
確かに、コンサート以外で、私達デュオの演奏を身近に聴いていただく機会は少ないのかもしれません。
「異質なデュオ」であることを再確認した次第です。

アマ・ポーラに始まり、ムーンリバー、キエンセラ、虹の彼方に、ロミオとジュリエット、大きな古時計・・・etc。
曲ごとに、異なるリズムを楽しみ、イメージを思い浮かべ、曲が持つ雰囲気に酔いしれる。
弾くことの楽しさ=自己陶酔の時間、かもしれません。
「筝曲」とはまた別の面白さを感じます。

様々な曲を様々なアレンジで、私達なりに演奏できるという事に、ある種の充実感を覚えます。
更にレパートリーを増やして、あちこちに出没したいと思った有意義な時間でした。

かなこ

  

ザ・グレートベアーズ ニューイヤーコンサートをアップしました。

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