(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

鳴かぬなら・・・

2003/04/17

今日は「家康忌」とやら。
かの武将・徳川家康は元和ニ年(1616年)75歳で没。
この年はシェークスピアも亡くなった年ということです。

人物像の一端として「たぬきオヤジ」などとも言われる家康。
歴史物ドラマを見るとき、扮する役者さんのキャラや個性をついついオーバーラップさせて、歴史上の人物をイメージ化してしまいがちな私。
歴史物のストーリー展開や人物像設定については、史実からの濃い取材によって制作されるのでしょうから、あながち「想像の世界」ではないのでしょうが・・・

織田信長『鳴かぬなら 殺してしまえ 不如帰(ほととぎす)』
豊臣秀吉『鳴かぬなら 鳴かせてみよう 不如帰』
徳川家康『鳴かぬなら 鳴くまで待とう 不如帰』

これらの句は三大武将の性格の一端として例にあげられますが、さて皆様はどの句がお好きですか?
ご自身の性格にあてはまる句はありますかしら?
年齢的な事や境遇・環境・生い立ち・時代によっても変わりますよね。
ちなみに私は、その時々に適宜当てはめる臨機応変な狡猾(ズルイ?)タイプみたいです。

『織田がこね 豊臣つきし天下餅 座して食らうは徳川家康』と歌われたという、異なるタイプの三武将が作った歴史。

私達にも小さな歴史・自分史が出来ているのですね。
今後、完結までのストーリー展開やいかに!

かなこ

  

※4/29(火)筝曲美音和会 第51回演奏会のお知らせ

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