皆様はお酒は召し上がりますか?
ワインのポリフェノール効果やビールや日本酒の美肌効果などと聞くと、アルコール好きの私にとっては好都合のトピックスでもあり、飲む理由にはうってつけのニュースです。
さて 筝曲古曲に和漢の故事伝記を引用して、酒の徳を称えた歌詞の「笹の露」(酒)という曲があります。
『酒は計りなしと宣(のたま)ひし、聖人は上戸にやましましけん。
三十六の失ありと諌め給いし仏は、下戸にやおはすらん。
何はともあれ八雲立つ、出雲の神は八塩折の、
酒に大蛇(おろち)を平げ給い、これみな酒の徳なれや。・・・。』
≪酒は飲めば飲むほど酒量が上がると仰せになった古(いにしえ)の
聖人は酒に親しんだ人であったろう。
酒を飲むと三十六の失敗をする原因になると諌められた仏様は
酒をお飲みにならなかったのであろう。
何はともあれ、スサノオの尊が強い酒で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を
退治したのも、これみな酒の力ではあるまいか。≫[筝曲歌詞解明より]
という歌詞で始まるこの曲の手事という筝・三弦の掛け合い部分は、「差しつ差されつ・・・」の雰囲気が感じられるんですよ。
いつの時代にあっても「酒」は好きな人にとっては生活に潤いを与える好ましい物であり、「百薬の長」。
しかし、一歩踏み違えると悲しい事件・事故に繋がる「悪薬?」。
「酒は飲んでも飲まれるな」
西洋でも「酒が入れば知恵が逃げ出す」と言うそうですね。
美味しいお料理と美味しいお酒でリフレッシュする時間は私の大好きな時間。
腹八分目。
何事も「ほどほど」が大切。
「ほどほど」=許容範囲を知る知恵を持って楽しみましょう!
かなこ
※8/30の全道ハーモニカコンサートの予定を追加しました。(7/28)
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