カナコラム  (更新は毎週月曜・木曜の予定です)

読書週間

2003/10/30

27日から読書週間ですね。
活字離れが進んでいると言われていますが、私も最近あまり読んでいません。
ゆったりと読書を楽しむという時間的余裕がなかなかないんですよね〜。

文章があって余白がある。
その余白がワンテンポのクッション。
そこに文章から想像する自分だけの絵や映像が生まれる。
そんな事を思ったりします。
自分勝手な(?)イマジネーションが生まれる余白。
文章から伝わることに重ねての心象風景が見えるというのでしょうか。

音楽も・・・。
音楽を奏でる時も聴く時も音楽と空想が共存していて、それは余韻や休符を共有する時とは異なる自分だけの透明な時間。
心の中に何かが生まれ育ってる時間。
錯覚的な「自己陶酔 = ドラマチック」になる時間とでも言うのでしょうか。
それを感じることが出来たときにはワクワクドキドキします。

話を読書に戻します。
お弟子さんが貸してくれた2冊の本を秋の夜長に読もうと楽しみにしていますが、どうやら私の読書週間は「コタツとみかん」の白い季節になりそうな予感・・・。

あるお弟子さんが「仕事を辞めて暇になったら、たくさんの本を読もうと思っていたけど、老化現象で活字が見えにくいんですよ。何をするにも若いうちですねー。」
と申された・・・。
私も人ごとではない。手遅れにならないようにしなければ!
さしあたり さくらももこさんのエッセイを再読しようかな〜。(笑)

ちなみにノンフィクションやサスペンス、歴史物好きの宮崎です。
  

かなこ

 

10/12(日)北海道三曲連盟第10回定期演奏会のリポートをアップしました。

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