カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

メガネは顔の一部です。 by endy

2004/02/26

ども、耳かきマニアのendyです。


●エンキョー時代

私がメガネをかけ始めたのは、小学校5年生のとき。
当時、既に黒板の文字がよく見えなくなっていたある日の算数の時間。
「はい、黒板に書いてある問題をやってくださーい!」
そう先生は言うのですが、私にはその問題がよく見えない。
「問題が見えません」と言えばいいのだけど、当時の私にしてみれば、それは学校でウンコをするくらい恥ずかしいことでした。
それでも勇気を振り絞って、「す、すいません。字が見えまひぇん・・・」と言うと、先生は優しく教えてくれました、1問だけ。
全部見えないんだよー!と思いましたが、声にはならず、なぜか涙が・・・。
そんな事件をきっかけに、私のメガネ人生は始まりました。

中学に進んでバスケット部に入ったのですが、スポーツ刈りに黒ブチメガネだったので、顧問の先生からは「エンキョー」(月の家円鏡、現在の橘家圓蔵)と呼ばれました。
それは試合中でもおかまいなしで、「オラァー、エンキョー!何やってんだぁー!」という声が体育館の中でコダマしていました。

●コンタクトでイメチェン

そんな私も大人になって、20代後半の彼女のいない頃。
彼女を作るにはどうしたらいいんだろう?という悩みに「コンタクトにしてイメチェンしたら?」とアドバイスしてくれた女の子がおりました。
素直な私はすぐにコンタクトレンズを購入。

しかし長年メガネ顔に慣れた私は、どうしてもメガネのない顔を他人に見せるのが恥ずかしく、外ではメガネ、家ではコンタクトという具合に普通の人とは逆の生活を続けました。
購入したコンタクトがハードだったこともあって、装着の辛さもなかなか馴染めず、半年もしないうちに挫折しメガネ一本の生活に戻りました。

●水中メガネと水着

メガネで不自由に感じることはそんなにないのですが、ひとつだけ不満に思っていることがあります。
海水浴に行くとキレイな女の子が水着を着て砂浜にウヨウヨいる(らしい)のですが、いちいちメガネを出したりしまったりするのが面倒なので見ることが出来ないのです。

ある日、スポーツ用品店に行ったとき度付の水中メガネというのが数千円で売っていましたので、「これはいい!」と購入。
喜びいさんで海水浴に持っていったのですが、砂浜で水中メガネをかけてキョロキョロしているのは挙動不審でおかしいということに気付き、それもすぐお蔵入りになりました。

●自分の顔に慣れない

さてそんなメガネ人生を送っている私ですが、最近メガネを新調いたしました。
今までかけていたメタルフレームを黒ブチに変えたのです。
自分で言うのもなんですが、かなりのイメージチェンジです。
「メガネは顔の一部です。」とはよく言ったもので、買ってから1週間ほど経ちましたがまだ自分の顔に慣れません。

これはメガネを選ぶ時には、メガネをはずしてフレームのみかけて鏡を見ますので、自分の顔がぼやけてよく見えないせいだと思われます。
当然それは購入時の自分のイメージと、購入後の現実とにギャップを生みます。
現在、そのギャップを埋めるべく、毎日鏡で自分の顔を見ております。

1/18のNew Year 筝 コンサートの様子をアップしました。

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