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筝曲美音和会の演奏会は今年５２回目となりました。
母、宮崎美音和がお弟子さん達との集いとしてこの会を創始したのは昭和１２年。
以来、戦前、戦中、戦後の悲しい時代を経て、近年は私が主宰となって「楽しく！」集っています。
ご縁をいただいて入門してくださった方達となごやかに交流する時間は、「お陰さまで！」と申しましょうか、私の生活の楽しみとなっています。
たかが社中の演奏会、されど演奏会。
お弟子さん達の会とはいえ、聴きに来てくださる方がいて、そこには「筝」で奏でる音楽が生まれるのですから、それなりに精一杯の演奏を心がけたいと思います。
無表情な演奏が一番嫌いな私は、
「このメロディーから想像することって無い？」とか
「譜面に忠実に演奏すれば良いってことじゃないと思うのよ。
音楽なんだもの〜。表情が見えてこないと淋しいよね！」
などと、時としては訳がわからないような抽象的な指導になったりします。
そんな師の言を理解しようと、精一杯弾くお弟子さん達はとっても素直です。
『それどころじゃないわよね〜。
間違えないで弾くことで必死なんだから！』
とお弟子さん達の陰の声が聞こえてくるようですが・・・（笑）。
演奏会・・・。
私は演奏会に出演することは、いろいろな面で成長できるチャンスだと思っています。
ですから、大なり小なりお弟子さん達が人前で演奏できる機会を作りたいと思っています。
今回の会は全十一曲。
練習を重ねる毎にかなり良い具合の仕上がりになってきました！
が、練習の時にステキなアンサンブルが演奏できたとしても、本番では１００％の演奏はできないものです。
練習する過程で成長する事の意義が大きいとも思っています。
精一杯演奏します！
お近くの方は是非おいでくださいませ！
※3/21(日）どどんと道南ラジオの公開生放送のリポートをアップしました。
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