カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

冬支度 by かなこ

2004/11/29

あと二日で師走12月・2004年最終月が来ますね。
最近のお稽古時のお弟子さん達との会話には
「早いですね〜、もう12月ですものね〜。」の問答が多くなりました。
「どんな年でした?」の問いはまだ早い!
あと1ヶ月 油断しないで静粛に過ごさなければ。

我が家の庭は庭師さんの手によって「雪囲い」が終わりました。
藁の帽子?をかぶった木々達の姿はとっても風情があります。
寒さに慣れるための準備期間の景観にも見えます。
その藁帽子にはカラスがやってきて、藁を抜き取って咥えて去っていきます。
みんな生きている・・・。
間もなく「藁の帽子に白い雪」の冬景色となることでしょう。

津軽海峡冬景色・・・。
♪上野発の夜行列車降りた時から〜

♪青森駅は雪の中〜
石川さゆりさんのこの歌は連絡船を思い出す歌。
私が上京・帰京を繰り返していた頃は青函連絡船が足でした。
青森⇔函館間の3時間50分は船上の人。
上京=函館山が遠ざかっていくのは淋しくて見たくない=船室にいました。
帰京=函館山が「お帰り〜!」と迎えてくれている=「我が故郷」。
荒天のために連絡船が欠航となり、青森で足止めになり桟橋で一夜を明かしたこともありました。
そんな冬の寒い思い出が今とっても懐かしい・・・。

さて、そろそろ忘年会シーズンの頃ですね。
我が家の「教訓カレンダー」には、
「酒飲んだ あなたの顔は 赤信号」と書いてあります。
忘年会での飲酒運転には充分気をつけたい月でもありますね。

忘れたい年と忘れたくない年と忘れられない年とがありますね。
私の今年は・・・、忘れられないになりそうです。
新鮮な出会いもあり、新企画の成功もあり、来年につなげたいことばかり。
未来は未知数ですから「それはそれ、これはこれ」と割り切って考えるための年末なのかもしれないと思いつつも、2005年も「線路は続くよどこまでも・・・。」でありたい訳です。
そう思えるのは充実していた日々ということなのしょうね。

函館のクリスマスファンタジーイベントの象徴「もみの木」が、カナダのハリファクス市から無事届きました。

もうジングルベルが聴こえてきそうです。
27日の土曜日にスーパーに行きましたら、もうお正月飾りを売っていました。
お節料理の注文用チラシに美味しいお正月を想像します。

さあ、あと一ヶ月!
気を引き締めて2004年を締めくくりたいものです!

筝曲美音和会 社中交流会のリポートをアップしました。

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