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ども、ビデオを持ってないendyです。
●世界の奇習
世の中には自分では正しいと思っていることが、他の地域や国に行くと全く別なやり方や意味になってしまうことがたくさんあります。
だから「これはこうすることが正しいのだ！」などとエラそうな顔をしていると、思わぬところで恥をかくことになります。
例えばテレビで、とある国のジャングルで暮らす部族を紹介していたとします。
番組のタイトルは「世界の奇習・珍風」。
皆さん、軽装で、というかほぼ裸で狩りをしながら暮らしてるいるわけです。
時にはお祭りで顔に原色のお化粧をしたり、首飾り鼻飾りなんぞをしながら踊りまくったりしてる姿がテレビに映し出されます。
それを見ている我々はこう思うわけです。
「うゎーすんげー、よくこんなかっこで暮らせるよなー。」
「こんな変なことしてるんだ。」
●ナマハゲはどうなんだ！
でも我々だって十分変なことしてるんです。
ジャングルの彼らを秋田のナマハゲと会わせてみましょう。
きっと腰を抜かしておしっこもらすかもしれません。
ひょっとこ踊りを見せましょう。
日本人は変な顔だと思うでしょう。
安木節のどじょうすくいを見せましょう。
彼らは笑ってくれるでしょうか？
食べるものだってそうです。
オーストラリアに住むアボリジニは、昆虫を重要な蛋白源として食します。
残念ながら私もそれを見て、「旨そうだなぁ」とは思えません。
でも私たちが食べてるエビだってカニだって似たようなもんですからね。
それに日本でもイナゴの佃煮や蜂の子を食べる地方もあるんです。
大体、このわた（ナマコの内臓）なんてよく食べようって気になるもんです。
●パスタはどう食べるか？
そんなことを考えていた私が「へぇー、そうだったんだ！」と思うようなことが、最近読むようになったサイトに書いてありました。
皆さん、パスタを食べるときはどうやって食べますか？
パスタというかスパゲッティですね。
子供の頃は、ひたすらフォークにぐるぐる巻き取り食べていましたが、いつの頃からか、レストランなどに行きますと、スプーンとフォークが用意されるようになりました。
食べ方はこうです。
まず右手でフォークに２，３本パスタを絡めとり、それを左手に持ったスプーンの上に乗せ、フォークをクルクルと回します。
口の中に入れることができそうなくらい巻き取ることが出来たら、それを口に運びます。
ぐるぐる巻かれた大きな団子のようなパスタを口に入れるよりも、この方がずっと上品に食べることができます。
「さすが本場の食べ方は違うもんだ。」と思っていました。
さて、他の国はどうなんでしょう？
●よその国じゃどうなんだ
まずアメリカです。
ここでもやはりフォークとスプーンが運ばれます。
彼らはどうやってそれを使うかというと、ほとんどの人はフォークでパスタをブチブチ切って、マカロニ程度の長さにしてから、スプーンですくって食べるそうです。
イギリスはどうか？
ここではもっとストレートで、パスタと一緒に用意されるのはフォークとナイフ。
つまりナイフでパスタを短く切って、それをフォークですくって食べるわけです。
お国が違うとやることも違うもんです。
それじゃ本場イタリアじゃどうなんでしょう？
実際にイタリアのレストランでパスタを注文すると、用意されるのはフォークだけだそうです。
「スプーンください。」なんていうと変な顔をされる。
そうです。彼らはフォーク1本で見事に美しくパスタを食べるらしい。
●本場の食べ方
一体どうやって食べるんでしょう？
まずフォークのとがった方を上に向けます。
よくとがった方を下に向け、パスタに突き刺してクルクル回す人がいますが（私です）、突き刺すのではなくすくい上げてからクルクル回してください。
するとちゃんとすくい上げた分だけフォークに絡みつきます。
これを口に運ぶのです。
今度レストランでパスタを食べる時、お友達にちょっと自慢してみてはいかがでしょう。
「イタリアじゃスプーンは使わないのよん。」
ちょっと楽しい食事になるかもしれません。
「知ってたワヨ！」と言われても責任持てませんけど。
■おいしい店とのつきあい方。〜サカキシンイチロウ〜
・パスタ：スプーンは不要？
※気ままに筝ライブ vol.2 のリポートをアップしました。
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