ども、やっぱ料理は味付けよねーのendyです。
●結果がわからない
世の中、選挙一色です。
テレビを見ても新聞を見ても、選挙、選挙、選挙・・・。
実は最近この選挙のニュースや記事を見るのがとても楽しい。
いや楽しいという以上にワクワクするのだ。
だってどうなるか皆目予想がつかない。
噂によると、今までの選挙というものは投票日の前に粗方結果が予想できたのだそうだ。
そりゃ何十年も新聞記者をやって、選挙の特集なんぞやっていれば、その土地の力関係や各党の力関係を予想すれば、そう大きくはずれるものではなかったのだろう。
ところが今回は違う。
全くわからないのだ。
●選挙なんて関係ない
恥ずかしながら、私が選挙で投票に行くようになったのは、私に選挙権というものが与えられてから随分後になってからのことだ。
今の若者もそうなのだろうけれど、ハナから自分と政治は関係ないものだと思っていた。
自分が投じる一票で世の中が変わるなどとは、到底思えなかったのだ。
当時、世の中の若者とはかなりズレた生活をしていたので、私にはその思いが余計強かったのかもしれない。
その結果、私と選挙は関係ないものという認識が随分長い間当たり前になっていたのだ。
●宝くじみたいなもんか?
現在の会社で仕事をするようになってから、初めて投票に行ったのだが、それまで「誰がやっても同じ、自分の一票で世の中が変わるはずがない」と思っていたはずなのに、その日の夜の開票速報が気になって仕方がない。
私は宝くじというものを買ったことがないが、もしかしたら宝くじを買ったらこんな気分になるのだろうか?
それに加えて、選挙というシステムの中でたくさんの人間が浮き沈み、泣き笑いするドラマがとてもリアルに思えたのだ。
そんなドラマの脚本の文字の一つに自分の一票がなっているのではないか?
そう思うと、投票に行く意味もあるのかなと思い始めた。
それ以来、必ず投票に出かけるようになった。
●結末のわからないドラマ
そこで今回の選挙。
大体どうなるか予想がついていても面白いと思うのに、今回のエンディングは誰にもわからない。
水戸黄門のように、ある程度結果がわかっていても面白いものは面白いが、今回はまるで結末がわからないサスペンスドラマなのだ。
一体、犯人は誰だ?
そんなドラマが開票速報という中で展開されていく。
参加しない手はないではないか。
面白いのは立候補者達ばかりではない。
各唐の代表、政治評論家、キャスター、各局アナウンサーといった脇役陣に目を向けるのも一興だ。
●大事な一票だもの
それぞれの選挙区にはその土地ならでは事情があり、その詳細をメディアで知れば知るほど、その選挙区での結果が気になってくる。
当選しようが落選しようが、そこには必ずドラマがあるのだ。
一体彼らはその瞬間、どうするのだろう?
そこには本来の彼らの姿が垣間見えたと思える時がある。
そんなドラマが全国的に行われ、そしてテレビで見ることができる。
投票日まで後10日。
それまで各メディアは、世論調査と称して大予想大会だ。
あー待ち遠しい・・・が、この待っている時間も楽しい。
どんな一票を投じるかは、個人の自由だ。
大事な一票なのだ。
おおいに楽しませてもらおうじゃないの!


※9月のスケジュールを更新しました。
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