カナコラム  (更新 月曜:かなこ、木曜:endy )

自分に出来ること by endy

2005/09/08

ども、選挙楽しみのendyです。

●今度は台風だ!

世の中、選挙一色だとばかり思ってましたら、今度は台風。
昨年、函館にもやってきた台風18号の記憶はまだ新しく、昨夜上陸した台風14号もその痛みを思い出すのにさほど難しいことではない。
幸い今回の被害は昨年に比べて、函館では大きな被害はなかったようだが、九州から四国、中国、関西と、被害の大きさをメディアを通じて見るたびに心が痛む。
毎回、「台風が来るぞ!気をつけろ!」とニュース等で警告を発しているにも関わらず、それでもやはり死者まで出てしまうのは、自然の威力が私達の想像を超えたものであることをまざまざと思い知らしめる。

●スマトラ沖大津波

昨年末に、こんなことが起こっていいのかと思ってしまったスマトラ沖の大津波。
死者の数は15万人を超えたと言われている。
15万人って函館の人口の半分以上がいなくなっちゃうことになるじゃない。
おそらく私達の記憶からは少しずつ薄れていっているけれど、現地での復興はまだまだ遠いことではないかと思う。
それ以降、地震だ、津波だとテレビ等で、災害対策の特集を組んでいるけれど、実際自分は何をしたのだと問われればお寒い状況だというのが、正直なところ。

●カトリーナ

そして今回の台風14号の前に起きていたアメリカのカトリーナ。
名前はかわいいが、その被害は我々の想像をはるかに超えていた。
何よりも私たちを驚かせたのは、世界の超大国のあのアメリカで、なぜあんなに被害が大きくなってしまったのかということ。
あの国ほどの情報力と資本力があれば、未然に防ぐことは出来なくても、最小限の被害に近づけることは可能ではなかったのかと思ってしまうのだ。
そこには、あのアメリカが抱える様々な問題が関わっているとも言われている。
その被害の状況をテレビで見た後に、台風14号の九州での惨状を見た時はデジャブ(白昼夢)かと思ってしまった。

●ジャズ発祥の地

カトリーナーが被害を与えたところはニューオリンズ。
ジャズ発祥の地である。
ジャズを聴かない人でも、ジャズがポップスに影響を与え、それが日本に輸入され歌謡曲に影響を与えたことを考えると、多くの人に関わっているとも言える。
テレビを見る限りでは、まだまだ復興のメドも立っていない様子。
それにしてもやはり思うのは、「あのアメリカなのに・・・」という思い。
数万人の人が住むところと仕事を失い、家族や友人を失い、そして今生きることでさえギリギリであるのを見るにつけ、胸が締め付けられる思いだ。

●自分に出来ること

お金を寄付する、物資を送る・・・そういった直接的な支援ももちろんあるだろう。
しかし自分1人で物理的な支援で貢献するには限界がある。
でも、支援の仕方はそれだけではない。
彼らのために歌を歌い、毎晩寝る前に彼らの復興を願うことだっていいはずだ。
大切なのは、心なのだ。
ニュースで現地の状況を見たときでもよい。
彼らのために自分がしてあげられることを考えてみよう。
最後に。
多くの被災者の方々が一日も早く、楽しく笑える日が来ることを祈る。

9月のスケジュールを更新しました。

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