|
ども、いまだギャル文字が読めないendyです。
●名言集
「先日までヒラリーマンでございますからぁ。」
「１２０％小泉チルドレンでございます！総理がそうおっしゃっているんだったら・・・。」
「はやく料亭にいってみたいっす。」
「グリーン車なんて乗ったことないっすよ。」
「当選して最初に議員報酬を調べました。そしたら年収２５００万ですよ。ウヒョ〜。そのほかに文書なんとか費というのが１００万円出て、それも年かと思ったら月ですよ。どんなに電話かけたら１００万円になるんですか。僕はもらう方だからいいけど、これが払うほうだったムカツクでしょうね。」
「ゆかりタンとボクとでは同じ外資系でも天と地の差ですよ。｣
●杉村太蔵プロフィール
ご存知の方も多いかと思いますが、これ先日の衆議院選挙の比例区で当選した杉村太蔵議員がマスコミのインタビューに答えたもの。
サラっと彼を紹介すると、外資系の会社に派遣社員として勤務。
ある日、自民党が候補者を公募していることを自民党サイトで締切日に知り、２０〜３０分で論文を書き上げ提出。
その後、数度の面接を経て、自民党公認の候補者となる。
その後は皆さんもご存知のとおりの、いわゆる「棚ボタ」当選というヤツ。
テニスで国体優勝の経験もある道産子でもあります。
●アンチ太蔵派
彼が当選した経緯が面白くメディアで取り上げられ、また彼の対応がまた面白かったものだから、各メディアで何度も取り上げられあっと言う間に超有名人になってしまいました。
急に有名人になった人というものは、だいたいアンチ派が出現し攻撃対象とされます。
今回もその例にもれず、「発言が面白い」「かわいい」「がんばってもらいたいたい」という人達がいる反面、「あんなアホに税金使うな」「常識がない」「ぽっと出の若造に何が出来る」などと非難も多数。
当の本人は武部幹事長から「発言を慎むように」ときつくお叱りを受けたとか。
●彼はホントにアホなのか？
彼がいいとか悪いとかを今の時点で判断なんて出来ませんし、彼が今後4年間の議員活動の中でやることを見ていくしかありません。
ましてたまたま目立ってしまって攻撃対象になっていますが、「まさか私が？」と思いつつ当選した人は他にもいるはずです。
それにちゃんと選挙活動してちゃんと当選した人でも、ワイロだ暴力だとお辞めになる方もいらっしゃるわけで、彼をあながち「アホ」だと決めつけるのもどうかと思います。
少なくとも締切当日に20〜30分で自民党執行部に面接させる論文が書けるということ、マスコミに対してあれだけ面白いコメントが出来る（不愉快な人もいるでしょうけど）才能は捨てがたいと思います。
●にわか選挙オタクの期待
まぁにわか選挙オタクの私にしてみれば、政治のことなんかさっぱりわかりませんし、私の知っていることと言えば、ＴＶや新聞で仕入れた情報の寄せ集めと受け売りでしかなく、ホントのことなど知る由もありません。
口に出すか出さないかは別として、おそらく私が当選していたとしても彼と同じような感想を持ったに違いありません。そういった目線もあってもいいのではないかと思うのです。
日本人というのは不思議なもので、毎回同じことをやっていると「いつも同じだ」と文句を言うくせに、全く人と違うことをやるとそれはそれで「いかがなものか」と違和感を感じる人が多いようです。何にせよ『普通』が一番ということなんでしょうか？
まだ何もやっていない彼を「税金の無駄遣い」などと攻め立てるくらいなら、その彼が今後どう働いてくれるのかを、厳しくも温かい目で見守ってやってくれないものかと思うのです。
■杉村太蔵ブログ
※秋韻コンサートVol.14のリポートをアップしました。
|
