平成14年度函館市文化団体協議会 青麒章 受賞                        2002/11/12(火)

青麒章、受賞にあたって

  

筝曲美音和会(宮崎加奈古主宰)はこの度、平成14年度函館市文化団体協議会の「青麒章(セイキショウ)」を受賞いたしました。
この「青麒章」は、昨年9月から今年8月までの一年間の活動の成果が対象になる賞で、わが社中においては、今春4月に開催した65周年50回記念演奏会において高い評価を頂きました。
この演奏会は、美音和会創始者である母・美音和が米寿を迎えた事への祝意も含み、尺八には菅原久仁義氏をお迎えし、出演は私と門下生のみという形での開催でした。
この他にも国際交流や洋楽とのセッションなど、幅広い活動も評価されたようです。
  
私は過去に個人で、リサイタルの成果によりこの賞を受賞いたしましたが、今回は母から継承した会が団体として受賞した訳ですから、感慨も一入です。
近年、社中の定期演奏会の他にも、会として様々なイベントで精一杯の演奏をしてきた結果が実を結んだような思いがけない出来事に、一同驚きつつ感謝しています。
今回の受賞を今後の活動への励みにつなげて、「美しい音の和」をモットーに、門下生と楽しく勉強を重ねたいと思います。
  
今回『K's crew』のリーダー・齋藤晃一さんも同じく青麒章を受賞されました。
ユニットの作曲・アレンジなどが評価されての受賞です。
私にとりましは、W受賞のような気持ちでさらに感激です。
  
これからも指導者・演奏家として精進いたしますので、よろしくお願いいたします。

  

宮崎加奈古

※写真: 筝曲美音和会65周年 第50回記念演奏会 日本の響き

2002/4/14 函館市芸術ホール