■火の用心!
何度か芸術ホールのステージには上がっていたのですが、緞帳(どんちょう)の裏(ステージ側)に大きく「火の用心」と書かれてあったのには気が付きませんでした。
幕が上がる前の「ピーン」と張り詰めたような緊張感を感じさせる宮崎さんの後ろ姿と、「火の用心」の文字が意外なほどマッチしていました。
「演奏会」というと、ピアノの発表会のように生徒さん(お弟子さん)たちの日頃の成果を、親類縁者に聞いてもらうというイメージを持つ人も少なくないと思うのですが、美音和会の演奏会は、それと若干趣きが違います。 |