■若者と出会う

本番当日、私たちと控室が一緒になったのは「クリップ」という若者二人のフォークバンド。宮崎さん宅のすぐ近くの地下道でよく歌っているそうです。いわゆるストリートミュージシャンってヤツですね。 私を含めK'screwのメンバーは、最近こんな若い音楽家と一緒になったことがないもんですから、珍しい動物を見るようにというか、親にでもなったような気持ちで彼等を見ておりました。 彼等の曲も歌もなかなかいいですし、また素直でいい子なんですわ。 もしこのページ見てたらメールでも頂戴ね。写真送ってあげるから。

■本番直前

さて彼等の歌も終わり、いよいよ私たちの出番です。 とはいえ、楽器のセッティングをしなければいけません。 ＮＨＫの皆さんは、昨日以上の動きでテキパキと楽器を並べていきます。 セッティングが終わるまでは、ステージ下で司会の方が、函館で活動しているいろいろな方たちのインタビューをするコーナーとなります。

アナウンサーの方がインタビューしている間、ＡＤと思われる人が「あと3分」「あと1分」と紙に書いて合図を送るのですが、そこは生放送のスリルと申しましょうか、話がちょっと長めになり、ついに時間はゼロに・・・。 「大丈夫なんだろうか？」とドキドキする私の心配をよそに、何事もなかったようにK'screwのコーナーに持っていってくれました。

つづく

report & photo by endy