第93回 函館三曲協会定期演奏会             2005/5/29(日)18:00 開演場所:芸術ホール

私の心中は・・・

所属する会がそれぞれ1曲を演奏する会で、今年のプログラムは全13曲。
(例年より長時間)
筝曲美音和会は12曲目が出番。

藤井凡大作曲の「筝と十七弦による三重奏」を演奏してきました。
筝T 内藤雅実歌 庄司雅広歌
筝U 平野雅智歌 干場 雅禮
十七弦 宮崎雅是歌
出演者全員揃っての合奏練習は2回しか出来ませんで、ハラハラしつつも、とにかく向かうしかない訳で・・・。

当日のリハーサル進行表は、三曲協会事務局からプリントされたものを頂いていました。
ところがプリントに書いてある時間通りではなかったんです。
進行時間が早まっているという連絡も無いまま、「リハまでまだまだ余裕あるね〜」の時間ですのに「早くリハ−サルに向かってください」と言われ、せき立てられるようにリハーサルをし、せき立てられるように終える・・・という落ち着かないリハーサル。
私は「・・・?(・ω・)」状態。
我らは早めに集まり、準備をしておいたから良かったものの、心の準備は間に合って無い訳で・・・。
何が起こるかわからないものですよね〜。
リハーサルでの演奏はボロボロでした。
暗黙の中でみんなの顔は曇る・・・。

一発、師匠(私)からの喝!!!
「本番は真剣に集中してね!緊張して弾こう!」

かくして本番の演奏は・・・。
「リハーサルで、なんであんな演奏しか出来なかった訳?」と思えるくらい素晴らしいアンサンブルでした!
干場さん曰く「最後、感動で涙が出そうになりました!」
内藤さん曰く「あ〜、楽しかった〜。合ってたー!」
平野さん曰く「美音和会は本番強いよね〜!」
庄司さん曰く「リハ−サルがボロボロでかえって良かったかもね。」

それもこれも本番がたまたま良かったから言える話。
私の心中は「あ〜、怖かった〜。('◇')ゞ 」

reported by kanako