今年は８月・真夏の演奏会。
函館は演奏会を開催できる場所が少なくて、ようやく会場予約が出来たのがこの日でしたの。

「真夏か・・・お弟子さん達、暑いだろうな・・・」

という訳で、出演者は浴衣を着て演奏することを思いつきました。

昭和５３年に「ゆかた会」を開催して以来３０年ぶりの「ゆかた会」。
昭和５３年当時の写真を見てみましたが　なかなか「粋」な感じですの。

私が東京で学んでいた時には「関東支部ゆかた会」に出演していた事も思い出し、「ゆかた会」に決定！《夏の風情》

浴衣・・・。

私は地色がレンガ色、他の方達は紺系・黒系が多かったです。
絞りの浴衣の方も居ました。
お客様の感想は「浴衣姿の演奏も軽やかで素敵でしたよ〜！」と。

今年は函館開港１５０周年の年でもありますし、今までとはちょっと違う工夫もしたくなって、和洋折衷？の演奏も加えることにしました。

古曲・現代曲・童謡・ポップス・・・バラエティーに富んだプログラム。
「童謡」は箏アンサンブルを伴奏としてお客様に歌っていただきました。
お客様皆様が臆することなく、自然に歌ってくださいましたから企画は成功！

さて、演奏会の表舞台は演奏者ですが、裏方あっての「演奏会」です。
舞台係り　楽器屋さん、受付業務担当、アナウンス担当・・・様々な方達の力を以ってクリアすることが出来る演奏会。
朝から夕刻まで働いてくれた「裏方さん」へのありがとうございました。

そして何よりもお弟子さんの緊張と励みが結果となって表れる訳です。
皆さん　良い演奏をされました！

初舞台のさくらちゃんも良い爪音でしっかり弾きました。
幕が上がった時、客席から「可愛い！」という声が聞こえました。

演奏に入ると「シ〜〜〜ン」と静まり、演奏が終ると「上手だわ〜」という声が聞こえました。
昨年、客席に居て初めから最後まで聴いていた「さくらちゃん」が今年は演奏者ですから、これは嬉しい事でした。
入門してくれてありがとう！

凝縮の一日は無事終えまして、また来年に向かいます！
年に一度の「お弟子さん達の発表会」。

写真にてご想像くださいませ！＝＞演奏写真はコチラ

はみだしギャラリー