筝曲美音和会の演奏会や秋韻コンサート、CD『〜奏〜』『K's crew』に御賛助いただいてる菅原久仁義さんは、私が尊敬する尺八演奏家です。
菅原さんの尺八を初めてお聴きしたのは20代前半。
札幌での三曲連盟の演奏会で、私は母と「水の変態」を弾き、菅原さんは確か「虫の武蔵野」の尺八だったと記憶しています。
「素晴らしい音色!何処のどなたが奏でているんだろう?」
と興味津津の私は楽屋まで覗きに行ったりして・・・。
道産子同士というよしみでご縁を繋げていただき、過去の記念会やコンサートにも御賛助いただいて
幸いを得ています。
私の勝手な感じ方なんですが、菅原さんの尺八の魅力はテクニックはもとより、「音楽」に人間の深淵にある感情を重ねて、且つナチュラルに表現するという上手さ・・・。
「竹韻彩音」って感じかな〜。
菅原さんは様々な音楽を演奏していらっしゃるとお聞きしていましたが、『K's crew』の音楽に関しては尺八のアドリブも含む発信音楽・試行錯誤的な創造ですから、ゲスト参加はいかがかしら?という懸念がありました。
率直にお尋ねしたところ、「楽しそうですね!」と、快い回答をいただきました。
「それじゃあ!」とばかりにいろんな曲に加わっていただき、無事?CDは完成したのです。
事実楽しかったのでしょうか?
そのお話は、また・・・。
お楽しみに!
かなこ ※ざいだん出前コンサートVol.29
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