(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

秋韻 その5

2002/9/12

余韻に浸りながら書いています。
連日、いろいろな感想が寄せられていて、反響の大きさに驚いています。

「ユニットの音楽の面白さ・楽しさ」「尺八の音色の美しさ+多種変貌への驚き」
「筝の音色の多面性」[三弦の音色・テクニックの妙」・・・etc.
そして、歌。

今まで私がステージで歌うのはほとんどが邦楽界の歌でしたから、今回ファドを歌ったことへの驚きの声が届いています。(歌へのチャレンジは成功したみたいです!)

『和でもなく洋でもない音楽の創造・発信をしたいという意図が、二部の演奏を聴いていてわかりました。』といったメッセージも届きました。

私は我儘な筝弾きだと思います。
聴く人すべてが心地よいと思う音楽なんて奏でられる訳はないと思っています。

何故って?
聴く人の好みや感じ方は千差万別だから・・・。

私のポリシーは、私自身がまず楽しみたいということ。
一緒に楽しんでくれる仲間達と奏でる音楽、その音楽を聴いて、同じ音空間を共有してくれるお客様との一体感・・・。
私はそんなライブをめざしているんです・・・。

小学生から年配の方まで(老若男女)幅広い年齢層の方がご来場くださり、多様な音楽を楽しんでくださったようで本当にうれしいです!

予想以上の入場者数で、立ち見も出たそうで、座れなかったみなさん、ごめんなさい・・・。

来年の秋も・・・。また、頑張ります!

  

かなこ

 

※秋韻コンサートVol.11リポートアップしました!

感想・ご意見をお聞かせください。