(更新は毎週月曜・木曜の予定です)

年末特訓日

2002/12/19

毎年12月に入ると、門人有志が集まって合奏練習をする筝曲美音和会恒例、「年末特訓日」が設けられます。

演奏会で発表するための合奏練習は、本番が近くなると頻繁に行われますが、この「年末特訓日」は、人前で発表することとは関係無く「合奏を楽しむ日」という設定で行われます。
言わばお楽しみ会のような感じとでも申しましょうか。
今年は15日に挙行?致しました!

私が考える「楽しむこと」というのは、限られた時間に集中力を発揮し、演奏技術や音楽の感じ方などのレベルアップを意識して、その時点で掲げた目標にある程度到達するという「楽しみ方」であって、単に和気藹々(あいあい)と弾き遊ぶという事ではないのです。
プロセスの楽しみを知って欲しいというのでしょうか・・・。

今回は三重奏と五重奏に挑戦!
メンバーはそれなりのキャリアをもつ古株連中で、それぞれ仕事や子育てに多忙な時間を費やしている人達ですから、私自身あまり神経質にはならず、キツイ事は言わないでおこうと思って開始するのですが、ついつい熱が入ってしまって、最終的には檄を飛ばしてしまいます。
はてさて到達度はそれぞれどうだったのでしょう?

完全な達成感には至らなかったまでも、「音の重なり」が「音楽」として耳に聴こえるようになるというプロセスは充分味わえたことと思います。
(=私の希望的観測)
「来年も頑張れそうだね!」と笑顔がこぼれていましたし・・・。(笑)
私にとっても充実した楽しい一日でした。

『人間は教えている間に学ぶものである。』(セネカ)

かなこ

 

※リポート:X'mas Charity ジョイフル ナイト(国際ソロプチミスト)

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