■鈴演奏者、デビュー!
ゴールデンウィークも前半、薄曇りの中、会場となっている函館市芸術ホールの前にある五稜郭公園には、まだ開花したばかりの桜の下にバーベキューセットを持って早々と花見にやってきた人達がチラホラ見受けられました。 |

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今回、私(遠藤)は美音和会の演奏会に演奏者として参加することになりました。といってもいつも弾いているベースではなく、打楽器奏者として鈴をやったのです。
「万歳」という曲を「賑々しく華やかな感じにするために打楽器の音が欲しい」という宮崎さんのコンセプトで、K's crewのパーカッション齋藤さんがボンゴ、私が鈴を担当、恐れ多くもユニット名「Kozuchi」という名前までつけてのゲスト出演でした。 |
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K's crewというユニットでは、邦楽の宮崎さんが洋楽というジャンルに歩み寄ってきてくれていたのですが、いつか逆に洋楽の私たちが邦楽にチャレンジするときが来るのではないかと思っていました。それが、こんな形で実現するとは思ってもいませんでした。
「鈴なんて・・・」とあなどってはいけません。おそらく幼稚園以来、こんなに真剣に鈴をやったことはなかったでしょう。
初めて見る邦楽の楽譜は縦書きでした。 |

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確かに同じ音楽ですから、突き詰めるところ気持ちのいいポイントは基本的に変わらないはずなんですが、中途半端に染み付いている洋楽のリズムが、邦楽の「間」に対する感覚を惑わせます。
身体の中の奥底に眠っていた日本人の心を頼りに、緊張した時間を堪能させていただきました。 |
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report &
photo by endy
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