秋韻 宮崎加奈古 筝 koto コンサート The 15th Anniversary  2006/10/14(土) 18:30 金森ホール

リハーサル ■第一部 ■第二部 菅原です。 宮崎加奈古 お客様の声 プログラム

菅原です。

主催者の宮崎さん、K'sの皆さんお疲れ様でした。
今年の秋韻も満員御礼。すごいですね。

今回の第一部には「筦絃秘抄」というとても難解な(奏法的にも音楽的にも)曲が入っていました。実は私もこれは大好きな曲で、かなり入れ込んで演奏しました(出来不出来は別にして)。
宮崎さんは、箏奏者としては音が太く余韻も長いタイプなので、

この曲の冒頭の「一音で世界を作る」ような表現には抜群の説得力が ありますね。こういう奏者には、音一つ一つがものを言うような曲が似合っていると思います。これからもそういう曲をどんどん弾いていって欲しいと思います。

第二部は久しぶりにK'sの仲間に入れてもらい、楽しいひとときでした。斎藤リーダー作曲の「雪」はシンプルな中にもスキのない音楽性を感じさせる彼らしい曲でした。また今回初めてリーダー以外のメンバーでアレンジした、ゴン チチの「ボンジョルノ」も良かったですね。そして宮崎さん作曲の「風と」は、ご本人の性格そのまんまの明るいリズムのお祭り曲でステージもノリノリ。
前日のリハでは私はハチャメチャでみんな不安だったと思います。(ごめんなさい)
本番は何とか外さずにというレベルでしたが、ホッと一安心。

そしてなんといっても、宮崎さんの歌はホントに素晴らしいですね。
あるコンサートで歌と箏を演奏した時に「素晴らしい歌ですわね。それにお琴も弾けるのね〜」と言われたそうですね(笑)。アンコールの「かざぐるま」では、涙流しているお客さんもいましたよ。邦楽の演奏会ながらも、こんなにお客さんが喜んで聞いてくれる会はなかなかありません。

これからも回を重ねてチャレンジを続けてください。
22回目はどんな企画か楽しみです。(深い意味はございません)

 

尺八 菅原久仁義

宮崎さんが箏の授業をした留学生達にサイン攻めにあう菅原さん。

つづく

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